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導入事例:財団法人 港湾労働安定協会 港湾技能研修センター |

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受動喫煙を防止し、非喫煙者と喫煙者が相互に共存できる空間づくりを目指して |

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港湾技能研修センターは、全国各地の港湾運送事業にかかわる労働者を対象に、港湾労働者の技能の高度化と雇用の安定性を図ることを目的に設置された研修施設です。港運事業の環境変化や輸送革新の進展に伴う荷役設備の大型化、高度化する情報管理システムに対応できる人材を育成するため、各種大型荷役設備・機材を利用した実践的なカリキュラムを備えている国内唯一の施設であり、業界からも注目されています。また、本センターは、雇用・能力開発機構による「豊橋地域職業訓練センター」も併設しており、地域の人々の利用も多く、近年のパソコンの普及も相まってパソコン教室に多くの女性が参加するようになってきたといいます。こうした受講者層の変化に伴い、分煙についての要望が出されるようになり、受動喫煙の防止対策も含めた本格的な対策の必要性を感じ実際に取組みを開始しました。
これまで、喫煙は屋内外の灰皿を設置した喫煙場所で行うようルール化されており、その運用も受講生の主体性に任せていたといいます。
「屋内での喫煙については受動喫煙の問題が、屋外での喫煙は、研修センターそのものの立地条件から夏場の暑さや北風が吹きすさぶ冬場の寒さといった厳しさがあり、そのような場所での喫煙をお願いすることは受講者サービスという意味だけでなく、安全確保の面からも何らかの方策をとる必要性を感じていたところでした。公共機関としての存在意義もあり、適切な喫煙対策を講じて、積極的な分煙環境の構築への取組みを開始しました」(迎所長)
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コンテナの揚げ降ろしを行うガントリークレーン操縦席は約30メートルの高さにある
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このようにして始まった喫煙対策ですが、受講生からの声やほかの先行例を参考に、すべての受講生が満足できる環境づくりを目標にしたといいます。ところが、具体的に喫煙対策を検討する過程で、健康増進法における受動喫煙防止措置として求められている基準の意味や、基準値をクリアするために必要な設備設計ができる施工業者をなかなか見つけることができませんでした。その課題解決のお手伝いをしたのが、山武でした。
「それまで漠然としかとらえられなかった喫煙対策ですが、山武と打ち合わせを行うことで徐々に課題が明確になってゆき、幾度かのやりとりの後に喫煙対策の全体像と具体的なプランがまとまっていきました。設置場所や喫煙ルームの形態についても納得できる説明を伴う提案をいただくなど、山武のノウハウと経験がなければ現在の喫煙ルームはできなかったと思っています」(天野課長)
実際に設置した喫煙ルームは、受講者の利便性を考慮し、実習棟と宿泊施設、研修棟エントランスならびに研修フロアの合計4カ所です。すべてに電子式エアクリーナ「クリーンFTM」シリーズが導入されています。このうち実習棟と研修棟エントランスの2カ所には、換気機能付のエアクリーナを導入、室内の一角に独立したブースを設けました。喫煙対策を検討した当初は大型の換気扇を使った設備を考えていたという同センターですが、健康増進法が定める基準値をクリアし、かつ省エネルギーやスペース効率を追求できる換気機能付のエアクリーナ、あるいは既存の換気扇とエアクリーナを併用した環境づくりが最適、という山武からの提案を理解・納得の上で採用しています。
こうした経緯を経て喫煙ルームを設置した港湾技能研修センターですが、これは分煙対策の始まりであって、決してこれで喫煙対策が完了したとは考えていないといいます。
「喫煙対策はようやく始まったばかりで、実際の評価は1年単位で行うべきだと考えています。現状ではかなり納得できる設備ですが、喫煙者や非喫煙者の双方が納得している環境かどうかを判断するのはまだ時期尚早でしょう。両者の声を意識的に取り上げ、今後の運用面におけるカスタマイズの参考にし、必要に応じてメンテナンスや改良を加えていきたいと思っています。もちろん、山武にも新しい情報の提供はもちろん、定期的なメンテナンスを通して状況に合わせた最適なプランの提案を期待しています」(天野課長)
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この記事はazbilグループのPR誌Savemation(セーブメーション)2006年2月号に掲載されたものです。 |

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