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導入事例:株式会社デンソー 豊橋製作所

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CO2排出削減の取組みをSDC36とシミュレーション技術で支援
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熟練技術者の経験と勘を超えた高精度な制御を

 温度や流量、圧力制御などで広く利用されているPID制御ですが、汎用性の高さが評価される一方で、制御性の改善が求められていました。こうした要望に応えるため、山武では、プロセスオートメーション(PA)やファクトリーオートメーション(FA)で蓄積してきた計測と制御技術をベースに、PID設定をシミュレートするという画期的なアイデアを採用。理想的な制御を可能にするデジタル指示調節計SDC35/36専用のチューニングテクノロジーとしてPIDシミュレータを開発しました。PID制御の最適化を、技術者の経験や勘に頼ることなく、誰にでも簡単に行えることを可能にしたのです。

 この成果を報告論文として雑誌に掲載したところ、多数の反響がありました。株式会社デンソー 豊橋製作所においても、現状のPID制御に満足していなかったという同様な課題を抱えており、この記事が導入のきっかけとなっています。

 PIDシミュレータの最大の特長は、SDC35/36が収集した制御系データをベースに、実際の装置を稼働させることなく試行錯誤的にさまざまなPIDパラメータを試すことができる点にあります。これにより、オートチューニング機能では難しかった微妙な調整作業も短時間で完了できるなど、工数の大幅削減やPIDのファインチューニングへと利用領域が広がっていきます。しかも、制御状況をシミュレーションすることで、設定値までの到達時間を正確に把握できるなど、運転スケジュールの管理や作業者の効率的な配置でも活用が期待されているのです。

電着塗装ラインの制御盤と、デジタル指示調節計SDC36


山武では、今後もPIDシミュレーション技術をさらに向上させ、汎用性と精度を高いレベルで実現させていく予定です。
シミュレーション画面(左)と、チューニング後のトレンドグラフ(右)


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この記事は山武グループのPR誌Savemation(セーブメーション)2005年6月号に掲載されたものです。

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