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導入事例:農業生産法人 有限会社 神内ファーム21 |

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北海道農業の未来を拓く研究実験ファームで個々の温室装置にふさわしい制御を実現 |

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農業生産法人 有限会社 神内(じんない)ファーム21は、1年の半分以上を雪と寒さに覆われ、限界にきているといわれる北海道の家族経営型農業の新たなあり方を探るために設立された壮大な研究実験農場です。
温室による施設栽培では、寒冷期であっても太陽光と地中熱を利用して栽培を活発に行っています。また、夏場の冷房管理は、寒冷期の氷点下外気を活用した「氷蓄熱」によって行っています。地中熱利用とは、100mほどの地下で10℃前後に安定している温度層に不凍液を巡回させてその熱を利用する自然エネルギー活用です。
600haの同ファームはわずかな人数で運営されており、温暖期には露地栽培も行われていますが、主要課題は寒冷期でも継続的に農作物を育成することです。そのために、葉もの野菜を中心とする温室水耕栽培を行う「プラントファクトリー」と、亜熱帯フルーツの温室栽培を行う「フルーツハウス」の施設が整えられています。施設内では、刻々と変化する室内環境に応じて、温湿度、CO2濃度、保温膜・遮光膜・換気窓の開閉などがコンピュータ制御システムによってコントロールされ、最適な生育環境が常に作り出されています。
葉もの中心の「プラントファクトリー」では、ボイラーによる温水や氷蓄熱による冷気を利用した栽培環境管理がなされています。また「フルーツハウス」では、これらに加え、地中熱を利用して木々の根を守るための地表温度管理が行われています。
それぞれの温室環境にふさわしい制御を現場ごとに実現するために、山武のボード・マシンコントローラMX50、プログラマブル表示器EST555Z、モジュール形温度調節計DMC10が組み合わされ、栽培植物の最適育成を管理するために活躍しています。
「制御システム導入にあたっては各メーカーの製品を検討しました。その結果、少ない人数で効率的なプラントファームを経営する手法を確立するため、現場従事者が利用しやすい機器として山武製品を導入しました。その使いやすさは、ここで確立された手法が将来北海道内に広がっていく際にも重要な要素になると考えています」(神内ファーム21
塩津技術顧問)
神内ファーム21トータルの設計施工・監理は大成建設株式会社が行いましたが、「プラントファクトリー」や「フルーツハウス」の制御に関わる設備設計ならびに導入については、各種農業設備、大規模温室団地等にも実績のある総合建築業の株式会社
エムエーシーが担っています。
「温度の狂いが栽培植物を一気に枯死させることもありますので、温室栽培には管理システムに高い信頼性が求められます。山武製品には産業市場の現場で鍛えられた機器信頼性の高さがあり、それが強く推奨した理由です」(エムエーシー
三浦課長)
「山武製品は機能が充実しています。変化の多様な温室の制御において、それぞれの温室の最適環境を実現するために、設計目的に合わせて、機能選択ができたことが計装設計の向上をもたらしてくれたと感じています」(エムエーシー
佐藤課長)
また、北海道農業の未来を拓く研究実験ファームの建設に携わったエムエーシー 三浦代表取締役からは以下のようなコメントをいただきました。「神内ファクトリー21が求めたシステム利用の容易性、エムエーシーが求めたシステムの高信頼性及び最適設計構築の両面において、山武製品の優れた特徴がよく生かされたと思っています。研究実験ファームは、今後さまざまな課題に応じたシステムの改造や増設等が求められると考えますが、その際の拡張性についても、機器がもつ製品特性を生かした対応が図れると考えています」
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この記事はazbilグループのPR誌Savemation(セーブメーション)2004年5月号に掲載されたものです。 |

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