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導入事例:小松ガス株式会社 |

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日本初のL-CNG方式によるエコステーションの安全を守る |

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日本海に面し、かつて北陸街道の要衝として発達した小松市は、現在、小松空港を擁して北陸の表玄関となっています。その小松市1万余の世帯に生活インフラとしてのガスを供給しているのが小松ガス株式会社です。天然ガス事業への取組みに意欲的で、都市ガスとしての切り替えを進めると共に、エコカーといわれる「天然ガス自動車」の普及にも積極的に取り組んでいます。そのガス充填所となる「天然ガス・エコステーション」を、2003年(平成15年)に、小松ガス園工場内にオープンしましたが、これを皮切りに現在、多くの事業所へ天然ガス自動車導入を進めています。
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同社のエコステーションは、日本で初となるL-CNG方式と呼ばれるものです。従来のエコステーションでは都市ガスを、コンプレッサを用いて天然ガス自動車用の高圧ガスに圧縮・昇圧していました。これに対し、L-CNG(Liquid-Compressed Natural Gas)は、その名が示すように、LNGを液ポンプによって加圧して気化させ、天然ガス自動車に充填するのに最適な圧力とする方式です。これによりこれまでと比べて電力消費が1/10という省エネルギーを実現した画期的なエコステーションが完成しました。また高価なコンプレッサを導入しなくても済むため、イニシャルコストも抑えられ、コンプレッサによる騒音から解放されるシステムともなっています。山武は、小松ガス、チヨダセキュリティーサービスによるL-CNGの共同開発に、特に重要な圧力計測と制御のテクノロジーを提供しています。
「山武の制御システムや機器を園工場のLNGサテライトに導入しましたが、この5年間、故障やトラブルのまったくない状況に高い信頼を寄せてきました。安定したシステム稼動により運用効率が上昇した結果、エコステーションを新設しても、従来の人数で運用が可能であることも大きなメリットです」(小松ガス 安井常務)
L-CNG方式は、ここで培われた実績や信頼性が評価され、今後イニシャルコストやランニングコスト面でもパフォーマンスの高いエコステーションとして設置展開が進むと思われます。
「山武の社員が絶えず機器やシステムの様子を確認しにきてくれることは運用スタッフとしては心強い限りです。サテライト5年間のノントラブルも、近くにいる安心感とこうしたサポートによる予防保全が大きな力になっていると感じています」(小松ガス 宮竹課長)
このL-CNG方式は、チヨダセキュリティーサービスが、ロケットブースターのエネルギー充填技術に基づいて開発をスタートしたものです。
「開発に当たっては、ガス企業とのコラボレーションが重要でした。と同時に実験プラントから2年半、山武には街中に設置する安全性や信頼性、さらには容易な操作性についても開発に大きく寄与してもらったと思っています」(チヨダセキュリティーサービス 本代表取締役)
L-CNG方式は、現在特許申請をしており、今後はさらなる展開が見込まれているといいます。
「L-CNG方式の完成は、導管未整備地域へもCNGエコステーションを設置することを可能とし、弊社の事業種目を1つ追加することができますし、その応用展開が今後楽しみだと考えております」(チヨダセキュリティーサービス 田中氏)
過日行われた「都市ガスシンポジウム アネックス」においても、このL-CNG方式によるエコステーションは、聴講者が興味を持った講演のベスト3に選ばれるなど高い関心が示されました。都市ガス配管のないエリアでもエコステーションを設置することができるこのL-CNG方式が今後各地に広がることにより、車社会における環境保全の動きがさらに加速される様相も見え始めてきています。
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この記事はazbilグループのPR誌Savemation(セーブメーション)2005年6月号に掲載されたものです。 |

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