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事業用大容量ガスタービン発電設備の安全・安定操業を支えるフィールド機器群
導入事例:東北電力株式会社 東新潟火力発電所
事業用大容量ガスタービン発電設備の安全・安定操業を支えるフィールド機器群
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計測と制御の基本を支えるフィールド機器群の計測信頼性
大気環境に対するCO
2
放出の削減が求められる中、企業ではガスエネルギーを電気エネルギーに変更することで削減促進を図るケースもあります。しかし電力もまた化石エネルギーによって作り出される割合が高いことを考えると、電力会社におけるCO
2
削減の課題は、高い社会的使命と責任を担うことになるといえます。東北電力株式会社では、早くからこうした課題に取り組み、地熱発電や風力発電、さらには原子力発電等をバランスよく活用する「エネルギーミックス」によって、エネルギーパフォーマンス向上に取り組むとともに、総発電量に対するCO
2
の削減を図ってきました。
新潟市の北東約20kmの聖籠町に立地する東新潟火力発電所は、同社の総発電量の26%を生み出す最大規模の発電所です。同発電所では、1985年(昭和60年)に、事業用大容量では国内初となる「コンバインドサイクル発電プラント」の3号系列を運転開始しています。これに続いて1999年(平成11年)には4-1号系列が稼動を開始しています。
「コンバインドサイクル発電とは、ガスタービンによる発電と、その排熱で蒸気を作り出してさらに蒸気タービンにより発電を行う複合発電設備で、ボイラーで火力を使って蒸気を起こし発電する汽力プラントに比べるとエネルギー効率の高い発電が行え、同じ電力を発電した場合のCO
2
排出量を格段に抑えることができます」(渡部技術課長)
同所では、4-1号系列と呼ばれる最新の発電プラントが2002年(平成14年)発電実績において、年間発電端熱効率
※1
50.32%を達成しているばかりか、1999年(平成11年)から4年間、送電端熱効率
※2
において連続全国1位を誇っています。これを熱効率39%程度の汽力プラントと比較すると、年間LNG消費量でおよそ20万t、CO
2
排出量で23%以上の削減になります。この熱効率が高い同発電所の最新発電プラントをはじめ、それ以前の発電プラントにおいても、山武のフィールド機器製品が多数採用されています。
「24時間フル稼働する発電設備において、安全で安定的な操業を行うためには、フィールド機器に高熱や振動に対する高い耐久性が求められます。フィールド機器をいち早くデジタル化した山武の製品を発売当初から利用していますが、現場ニーズを吸収して技術蓄積してきたその製品パフォーマンスは、いつも他社を一歩リードしているように思えます。また、試験調整などが短時間ですむ山武のデジタルフィールド機器を通して生み出された時間は、設備全体の信頼性や安全性の追求に振り向けることができます。その意味で、長期的な安定発電という質的向上を下支えしてくれているともいえます」(森山電気主任)
4-1号系列ガスタービン
※1
発電端熱効率=発電直後の熱効率
※2
送電端熱効率=送電電力(発電電力から所内電力を差し引いた電力)を基に求めた熱効率
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この記事はazbilグループのPR誌Savemation(セーブメーション)2003年9月号に掲載されたものです。
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