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導入事例:株式会社 東洋精機製作所

特許のPOC技術が支援する最先端計測機器の開発

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レーザ・スペックルを最大限に活かすPOCの技術で非接触試験装置を新開発
 株式会社 東洋精機の実験・計測および試験評価の新たな機器・装置に提供している「万里眼」は、山武の特許技術である「位相相関限定法(Phase Only Correlation=POC)」をベースにして生まれたものです。POC技術では、画像の振幅(画像情報から得られる色や明暗)情報と位相(輪郭)情報のうち、位相のみに限定して画像変換をするアルゴリズムを備えています。そこでこの輪郭情報によってのみ登録画像と比較認識すべき画像とのパターンマッチングを高速で厳密に行います。そのため、レーザ・スペックルで捉えた被対象物固有のスペックル・パターンを登録画像とし、この画像と認識画像を高速で厳密なマッチングをすることで、マイクロメータ単位の移動を追跡することが可能となるのです。
  万里眼は、設定した領域をCMOSカメラで撮影、POCの技術により、従来は画素数が少ないと難しかった高精度な計測を可能にした画像認識機器です。これまでも精密組み立てにおける位置決めなどに数多く活用されてきました。
 今回新開発された各種試験・検査機器は、レーザ・スペックル画像が描き上げるスペックル・パターン認識に必要な機能に万里眼をチューニングすることでシステムをつくり上げたもので、その意味では、特許のPOCアルゴリズムに基づく高度な画像認識機能が活かされたものといえます。
 またPOCの画像処理技術は、高速かつ繊細な画像処理が要求されるバイオセンサ「指紋照合機器」にも早くから活用され、機密室への出入、また高級マンションの出入等に幅広く活用されています。また、電子顕微鏡においてきわめて難しいとされる微細な振動の中でのピント調節時の画像追跡機能として活用され、ピント合わせを容易に実現しています。さらに近年、製本業界では厳密な検査が難しいとされてきた「乱丁検査装置」に搭載され、これまでのような外乱による装置誤停止を防いで生産効率を上げることに貢献しています。

特許のPOC技術が支援する最先端計測機器の開発
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この記事は山武グループのPR誌Savemation(セーブメーション)2004年2月号に掲載されたものです。

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