 |
モジュール形調節計 AHC2001 |


 |
■ FL-netインターフェースユニット販売開始 |

 |
制御点数の増大や制御の安定性、スループットの向上などの「高度な制御」ニーズに対応するためには、使用される制御機器の計装形態もさまざまであり、 |

 |
・ |
装置を制御しているPLCメーカはさまざまなので機種にとらわれることなく、PLCとネットワークで接続し、パラメータデータなどの多量データを高速に転送し、相互にデータを共有させたい。 |
 |
・ |
複数台分散配置させ、相互にデータを共有させたい。 |

 |
など、お客様のご要望にお応えするため、新たにFL-netインターフェースユニットを用意しました。 |

 |
※FL-net(OPCN-2)は、(財)製造科学技術センター(MSTC)が開発し、(社)日本電機工業会(JEMA)が認証・普及活動を行っているオープンFAネットワークです。 |


 |
■ 複数のパラメータなどのデータを共有化 |

 |
AHCを使用して、仮に10ループの温度制御を行うことを想定し、PIDなどの各種パラメータをPLCへ転送したいと考えると、 |

 |
1. |
データとして、SP,PV,MV,P,I,D,OL,OH, EV1〜2設定値,MANUAL出力の11データ×10ループ |
 |
2. |
ON/OFFのビットデータとしてRUN,READY,AUTO,MANUAL,AT,警報などの7〜10ビットデータ×10ループ |

 |
よって、1.は、110データ、2.は、100ビットデータが、送受信データとして必要になります。 FL-netを使用すると、装置を制御しているPLCとAHCの持つ多量データを高速にかつ、容易にデータを共有することができます。 |

 |
■ 各社PLCに接続可能 |

 |
FL-net(OPCN-2)は、オープンFAネットワークですので、FL-net(OPCN-2)に対応しているPLCであれば、多量データを高速に共有することが可能です。 |


 |
■ FL-netインターフェースユニット(FLIユニット)仕様概要 |

 |
項目 |
仕様 |
最大実装ユニット数 |
一台/CPUユニット |
伝送速度 |
10Mbps |
電気的インタフェース |
IEEE8.2.3準拠(CSMA/CD準拠) |
伝送プロトコル |
UDP/IP、FAリンクプロトコル |
接続台数 |
254台(ハブは最大12台、4段まで) |
接続コネクタ |
10BASE-T |
サイクリックデータ量 |
最大(8Kビット+8Kワード)/システム
最大(8Kビット+8Kワード)/ユニット
1つのCPUユニットで扱える(FLIユニット、CPUユニット間でデータ交換できる)
サイクリックデータ量 受信(FLI→CPU) 最大(512ビット+1Kワード)/ユニット
送信(CPU→FLI) 最大(512ビット+1Kワード)/ユニット
|
メッセージデータ量 |
最大1024バイト |
トークン周期時間 |
50ms/32ノード (2Kビット+2Kワード/全ノード) |
|


|
|




|